同棲って、もっとこう、きらきらしたイベントだと思っていました。
ところが現実は、家をどっちにするかで、段ボールがどんどん増えていく話でした。
私と彼も、同棲を決めた瞬間はうきうきしていたのに、次の週には「で、どっちの家?」が重たくのしかかってきました。
彼の家は広い。でも駅から遠い。私の家は便利。でも収納が少ない。
そして何より、二人とも普通に暮らしているだけなのに、モノがざくざく出てくるのが不思議でした。
そこで役に立ったのが、断捨離でした。
「捨てる」よりも、「暮らしの優先順位をそろえる」道具として使ったら、ぐっと決めやすくなったんです。
本体験談は経験をもとに作成していますが、プロモーションを含みます。
同棲の家を「どっちの家」にするか迷った日の話(体験談)
最初は、家の条件で決めようとしていました。
家賃、駅距離、職場までの時間、間取り、日当たり。どれも大事です。
でも、話し合いが進むほど、もやもやしてきました。
条件の話をしているはずなのに、途中から「ベッドはどうする」「食器棚はどっちのを使う」みたいな話になって、結局そこが詰まるんです。
その日、彼がぽつっと言いました。
「どっちの家がいいかって、モノの量で決まってる気がしますね」
…その通りでした。
家は“箱”ですが、住み心地は“中身”で決まります。
だから、先に中身を整える。これが最短でした。
断捨離で「どっちの家」問題が決めやすくなる3つの理由
理由1:二人の暮らしに必要なモノが見えるから
同棲を機に、家具家電を全部新調したくなる気持ちも分かります。
でも、実際は「すでに持っているモノが多すぎて入らない」が先に来ました。
そこで、まずやったのがこれです。
- “同棲で使うもの”を大ざっぱにカテゴリ分け(寝具/調理/洗面/掃除/服)
- それぞれ、二人分を床に並べる
- 同じ役割のモノを寄せる(フライパンが2つ、ドライヤーが2つ、みたいに)
床に並んだ瞬間、笑ってしまいました。
「……フライパン、合計4つありますね」
「ですね。料理番組でも始めます?」
こんな感じで、現実がばーんと見えると、迷いが減ります。
“どっちの家”以前に、“どれだけ入るか”が先でした。

理由2:家の不満点が「モノ」で埋まっていると気づくから
私の家は駅近で便利でしたが、収納が弱いんです。
するとどうなるか。棚、箱、ラック、突っ張り棒、収納グッズが増えます。
便利にするための工夫が、じわじわ増殖していました。
一方、彼の家は広いけれど、動線が微妙で、つい床に置く。
床に置くと、移動がばたばたする。
ばたばたすると、片付けが後回しになる。
この連鎖も、モノを減らすと止まります。
家の欠点を“追加のモノ”で補っていると、同棲では一気に苦しくなります。
理由3:「残す理由」が言葉になるから
断捨離って、勢いで捨てるイメージがありました。
でも同棲の場合は、捨てるかどうかより、残す理由を共有する作業でした。
例えば、私がどうしても残したかったのは、大学時代から使っているマグカップ。
彼から見たら、ただのマグカップです。
でも私にとっては、忙しい朝に気持ちを落ち着かせるスイッチでした。
こういう“残したい理由”が出てくると、家選びの軸も揃っていきます。
広さ重視なのか、便利さ重視なのか、静けさ重視なのか。
モノを通して、暮らしの価値観が整理されます。
同棲の家を決める前にやってよかった断捨離ステップ
ステップ1:二人のモノを「持っていく」「手放す」「保留」に分ける
コツは、いきなり完璧に決めないことでした。
保留箱を作っておくと、話が揉めにくいです。
- 持っていく:同棲後も確実に使う
- 手放す:役割が被る/半年以上使っていない
- 保留:思い出系/高かった系/判断に時間が必要
保留箱は、期限を決めると最強です。
「今月末までに結論」にすると、だらだらしませんでした。
ステップ2:「二人で1セット」にできるものを決める
同棲で揉めやすいのは、ここでした。
“片方のモノを採用する”=“片方が負けた”みたいな空気になると、しんどいです。
そこで、決め方をこう変えました。
- 性能で決める
- サイズで決める
- 使う頻度が高い人に合わせる
- どうしても割れないなら、同棲後に買い替え候補にする
勝ち負けにしないルールがあるだけで、話がすいすい進みます。
ステップ3:家の“許容量”を数字で見る
「たぶん入る」ほど危ない言葉はありませんでした。
測ってみると、現実が正直です。
- クローゼットの幅・奥行き
- 収納の棚板の枚数
- 玄関の靴箱
- キッチンの引き出しの容量
- 洗面台下のスペース
これをメモして、同棲後に持ち込む量と比べました。
すると、どっちの家が現実的かが、かなりはっきりします。
それでも決めきれないときの「最終チェック項目」
断捨離で中身を整えたら、最後は家の条件に戻ります。
この順番だと、条件の優先順位がぶれませんでした。
生活のラクさ
- 二人の通勤時間の合計
- スーパー/薬局/クリーニングの距離
- ゴミ出しのしやすさ(地味に大事です)
お金の透明さ
- 家賃と更新料、解約費用
- 光熱費の傾向(古い物件は上がりやすいです)
- 同棲後の家具家電の追加費用
気持ちの落ち着き
- 帰ってきた時にほっとするのはどっちか
- 眠りやすいのはどっちか
- 片付けが続きそうなのはどっちか
ここまで来ると、「条件表」ではなく「暮らしの想像」で決められます。
私はこの段階で、ようやく腹が決まりました。
引っ越し前の“リセット掃除”で、同棲が一気にラクになった話
最終的に、私たちは彼の家に住むことにしました。
理由は単純で、二人のモノが無理なく収まるのが彼の家だったからです。
でも、ひとつ問題がありました。
彼の家、広いのに、なんだかくたっとして見えるんです。
水回りも、エアコンも、「住めるけど、最初の一歩が重い」状態でした。
そこで、引っ越し前に、プロの力を借りました。
予約して、希望場所(キッチンと浴室)を選んで、日程を合わせる。
当日は、作業が進むほど、空気がすーっと軽くなる感じがして、笑ってしまいました。
掃除って、ただの清潔の話ではないんですね。
「ここから始められる」という気持ちを作ってくれました。
同棲のスタートで大事なのは、気合いよりも“仕切り直しのしやすさ”でした。

同棲×断捨離で揉めにくくする、小さなコツ
段ボールは「夜に開けない」
夜に開けるとテンションが上がって、勢いで判断しがちでした。
朝に開けると、判断が落ち着きます。
“片方の家のルール”に寄せすぎない
どっちの家に住んでも、「二人の家」に作り替える意識が大切でした。
収納のルール、掃除の頻度、買い足しの基準。
最初に軽く決めておくと、後がラクです。
迷うモノは「使う場面」を言葉にする
いつ使うのか、どこで使うのか。
ここが言えないモノは、だいたい出番が少なかったです。
おわり:同棲の家選びは、断捨離で「二人の暮らし」を先に作る
同棲の「どっちの家」問題は、条件で殴り合うと疲れます。
でも、先に断捨離でモノと優先順位をそろえると、話し合いがやさしくなりました。
そして、決めた後に残るのは、勝ち負けではなく、二人で暮らしを組み立てた手応えでした。
同棲のスタートが少しでも軽く、すっきり始められるように。
この順番、かなりおすすめです。




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